こんにちは。Oishiine!!スタッフです。
「Oishiine!!(おいしいね!!)」に寄せられた会員のみなさんの声を、Oishiine!!スタッフがピックアップするコーナー【みんなの投稿】。
今回は、「魚を食べるようになったきっかけや、好きになった理由は?」というテーマで募集したコメントをもとに、みなさんがどんな体験を通じて魚を好きになったのかをご紹介します。魚好きを育てるヒントが見つかるかもしれません!
「みんなで解決!Q&A」投稿概要
テーマ:魚を食べるようになったきっかけや、好きになった理由
受付期間:2025年4月7日~5月1日
コメント数:175件(回答者数:168名)
魚を食べるようになったきっかけとして「幼い頃の食習慣」や「家族の影響」を挙げる声が多く見られました。
●家庭の食卓で自然に“魚好き”に 幼い頃から魚が食卓に並ぶことが多かった家庭では、自然と魚が身近な存在になっていたようです。
物心ついた頃から、「昼ごはんは、焼き魚(鯵の開きが主)」だったので、有無を言わさず食べさせられていました(苦笑)。でも、鯵の開きの骨についた身の部分が美味しくて、大好きでしたっ。骨つきの焼き魚を綺麗に食べると、親に微笑みかけられて嬉しかった記憶もあります。(ぽてんたさん)
祖父母と同居していたので、子どもの頃からお魚率の高い食卓でした。特に祖母の作る煮魚が美味しくて、自然と食べるようになっていたような…。(ふみしおママさん)
●“体験”が魚への親しみにつながる 食べるだけでなく、釣ったり、もらったり、自分でさばいたりといった体験を通じて、魚に親しみを持つようになったという声も多くありました。
子供が5歳頃、親戚の家の前で(四国の漁港)バケツいっぱいの小鯵を釣り、それを南蛮漬けにして食べたのがきっかけで息子は魚好きになりました!(わくわくさん)
魚料理の教室に通って、さばき方などを習ったら楽しくて抵抗がなくなりました。(むーんさん)
●“おいしい魚料理”との出会いもきっかけに 調理法を工夫したり、おいしい魚料理に出会ったことで、魚が好きになったという声も寄せられました。
唐揚げにすると独特の臭みが消えるみたいで、魚嫌いの友達とシェア生活していた時、私は刺身、彼女には唐揚げにして夕飯を作っていました。美味しーい!って喜んでいましたよ~。(チャトランさん)
小さいころ実家が酒屋で「鮭の水煮缶詰」がおかずによく出ていてお醤油をたらっとかけてご飯に載せて海苔で巻いて食べていました。特に丸い骨は妹ととりっこ。お魚の缶詰が大好きになりました。(いこばあさん)
魚の“おいしさ”って、何で決まるの?マルハニチロ中央研究所のスタッフに聞いた、ちょっとためになる話をご紹介します。
刺身、煮付け、照り焼きなど、魚料理には醤油を使うことが多いですよね。実は、これにはちゃんとした理由があります。魚に含まれる「イノシン酸」と、醤油に含まれる「グルタミン酸」という2種類のうまみ成分が合わさると、相乗効果でうまみがぐっと引き立つのです。
さらに、マグロやブリといった脂の多い赤身魚がおいしく感じられるのは、「口の中でとろけるような食感(くちどけ)」も関係しています。
マルハニチロでは、味だけでなく、香り、食感、見た目、色合いといったさまざまな観点から、魚の美味しさを科学的に研究し、日々追求しています。(マルハニチロ 中央研究所)
▲研究所スタッフが測定装置で食感に関する評価試験を行っている様子。得られたデータは、よりおいしく感じられる製品づくりに役立てられています
みなさんの投稿から見えてきたのは、魚を好きになるきっかけには、体験や家庭の食卓が深く関わっているということでした。
マルハニチロでは、そうした気づきをこれからの企画にも活かしていきます。特に、お子さんが魚に親しみを持てるようなレシピ企画などを、ただいま検討中です。
私たちが考える「おいしい」とは、味だけでなく、誰とどこで食べたか、どんな体験とともにあったか——そんな“記憶ごと心に残るおいしさ”です。これからも魚をもっと身近に感じていただけるような企画をお届けしていきます。
魚にまつわる豆知識や、季節ごとのおすすめなど、知ればもっと海や魚が好きになる情報が満載!ウェブマガジン「umito.®」で人気の記事をご紹介します。
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