Oishiine!!便り
2019/06/17

DHAをさらに詳しく|中央研究所員に聞きました

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こんにちは。マルハニチロ担当者のイワタンなかじです

突然ですが、今週末6月22日は何の日?「Oishiine!!(おいしいね!!)」会員のみなさんには、もうすっかりおなじみの日ですよね。

答えは「DHAの日」
健康生活に必須であるDHAの認知度向上を目的として、マルハニチロが日本記念日協会に申請した記念日なんですよ

ところで、DHAが一体どのようなものかご存知ですか
「Oishiine!!(おいしいね!!)」のクイズなどで何度か見たけれど、忘れてしまった、聞いたことはあるけどよく知らない、という方も多いのではないでしょうか

そこで、私たち担当者コンビが、マルハニチロ中央研究所員にお話を聞いてきました。これを読めば、あなたもDHA博士!ぜひご家族やお友達にも情報をシェアして下さいね

中央研究所のお仕事とは?
 

「安心安全」「おいしさ」を基本に、人々とそして地球の「健康」を日々考えながら研究・開発を行う、マルハニチログループの技術中枢です。

「DHA」ってなに?

今回インタビューに協力してくれたのは、中央研究所のこちらの4名です。

左上から時計回りに、玉井研究員・東研究員・道辰研究員・小西研究員

そもそも、DHAとは一体何でしょうか?
簡単に言うと、油の一種です。
油!?何となく体に悪いイメージが・・・。
DHAは人間の脳や目の網膜、それから心臓(心筋)、胎盤や精子、母乳に多く含まれています。年齢を問わず、とっても大事な成分なんですよ。
それにも関わらず、人間の体内ではほとんど作ることができません。つまり、食事を通じて摂る必要があります。

「DHA」を豊富に含む食品は?

DHAはどのような食品に多く含まれていますか?
豊富に含んでいる代表選手は、お魚ですねイワシやサバなどのいわゆる青魚の他、マグロにも多く含まれていますよ。脂たっぷりの、ややこってりめのお魚がおすすめです。マグロなら、特に霜降りのトロの部分に多く含まれていますよ!
トロ・・・おいしいけど、たまにしか食べられませんねその他の魚はどうですか?
ウナギ、サケ、筋子、ブリやカンパチなどにも多く含まれていますよ。

食べ方にも、ポイントあり!

DHAを効率よく摂るポイントはありますか?
ズバリ、お魚の脂(DHA)を逃さず摂る(食べる)ことです!

<DHAを逃さないポイント>
①脂ののった旬の魚を生で食べる
②加熱する場合は、流れ出た油も一緒に食べる
③缶詰などを利用する場合は、缶の汁も一緒に食べる

魚には、DHA以外にもタンパク質やビタミン、ミネラルなど健康によい栄養素が豊富に含まれているので、本当は毎日魚を食べることが望ましいです。
毎日、魚・・・。ちょっとハードル高いかも
毎日となると、難しい場合も多いですよね。
「DHA入り魚肉ソーセージ」や「缶詰」などのDHAを豊富に含んだ食品や、サプリメントなどを活用いただき、日常生活において意識的にDHAを取り入れていただきたいです。
缶詰や魚肉ソーセージなどもうまく取り入れたら、メニューにバリエーションが出そうですね♪

「DHA」に期待される効果は?

DHAと言えば、「記憶や学習に効果的」というイメージがあります。実際にどのような効果が報告されていますか?
「記憶や学習に効果的」というイメージはイギリスのマイケル・クロフォード教授(脳栄養科学研究所)が1989年に発表した「日本の子供の知能指数が高いのは、日本人が昔から魚をたくさん食べていたことが理由の一つ」という説が原点です。
日本の魚食文化がルーツだったとは!(驚)
事実この発表以来、DHAへの注目度は一挙に高まり、各国で臨床試験が繰り返され、さまざまな効果が報告されています。
他には、「血中の中性脂肪を低下させる効果」に加え、「アトピーやアレルギーへの抑制効果」「睡眠に対する効果」も報告されています。

いつ摂るのが効果的?

「なにを、どれだけ食べるか」に加えて、「いつ食べるか」を考慮した新しい栄養学を「時間栄養学」といいます。DHAはいつ摂るのが、より効果的でしょうか?
以前クイズでも取り上げた内容ですね。まだチャレンジしていない方は、こちらから♪

知ってなるほど!クイズはこちら>>     

おすすめメニュー

DHAをに摂ると、夜に摂るよりも、血中の中性脂肪を低下させる効果がより強くなるという研究があります。
もちろん、昼や夜に食べても効果があると報告されていますので、ご自身のライフスタイルに合わせてDHAをうまく取り入れてくださいね。


朝食で取り入れるなら、お味噌汁にお魚の缶詰を汁ごとちょい足し!するのが手軽でおすすめ

無理のない範囲で、続けていくことが大切ですね。

「DHAの日」の由来を教えて

最後に、なぜ6月22日が「DHAの日」に制定されたのでしょうか?
DHA(Docosahexaenoic Acid=ドコサヘキサエン酸)は6個のシス型の二重結合を含む22個の炭素鎖をもつカルボン酸の総称であることから、6月22日を「DHAの日」としました。
む、難しい。。。
簡単に言うと、DHAの形に由来しています。
ドコサが22、ヘキサが6を示しているので6月22日、ということですね。
それなら、覚えられそうです本日はありがとうございました。

いかがでしたか?このブログが、みなさんのくらしにDHAを取り入れるきっかけになればうれしいです。ブログを読んだ感想、DHAに関するご意見など、ぜひコメント欄にお寄せくださいね。

現在、ミニアンケートでは、「どうやってDHAを摂る(摂りたい)?」の投票受付中です。こちらも奮ってご参加ください。

ミニアンケートはこちら>>

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