こんにちは!マルハニチロ担当者イワタン&コバタンです。
東北の夏を彩る「青森ねぶた祭」が、2022年8月2日(火)~8月7日(日)の6日間にわたり開催されました。まずは、迫力満点のマルハニチロねぶたをご覧ください!
◆豪傑 武松 猛虎退治(ごうけつぶしょうもうこたいじ)
▲“ねぶた見せ(お辞儀)”や回転をしながら練り歩きます
※動画再生時には音声が流れますので、音量にご注意ください。
青森県では、マルハニチロの主力缶詰商品「月花さば水煮」や「さば水煮」、ホタテ缶などを生産するマルハニチロ北日本青森工場が1952年から操業しています。
今年で54回目の出陣となったマルハニチロ侫武多会は、1953年(昭和28年)に「大洋漁業ねぶた会」として初出陣しました。
現在は、マルハニチロ、マルハニチロ北日本、青森魚類、青森冷凍、丸大堀内の計5社で運営されています。コロナ禍の影響で2020年、2021年は史上初の中止となり、2022年は3年ぶりの開催でした。
今年の題材は水滸伝の一場面、「豪傑 武松 猛虎退治(ごうけつ ぶしょう もうこたいじ)」。武松が、景陽岡(けいようこう)という峠で人食い虎を倒すシーンを表現しています。超人的な力で強敵に立ち向かう勇姿に、コロナ禍の憂いを払い、平和な日常が続くことを願う気持ちが込められています。
▲ねぶた前面:割れた竹、砕かれた石碑、血しぶきを浴びた武松、雄たけびをあげる虎の様子が表現されています
▲ねぶた送り絵(後ろの面):虎を退治した後の平和な世界が表現されています。パンダのねぶたは初とのこと
▲「マルハニチロ侫武多会囃子方 海鳴(ねぶたかいはやしかた うみなり)」のみなさんが、ねぶた祭を盛り上げます
※動画再生時には音声が流れますので、音量にご注意ください。
▲「跳ね人(はねと)」と呼ばれる踊り子の面々へ沿道の観光客や地元の方々からも「ラッセーラー!ラッセーラー!」と声がかかります
※動画再生時には音声が流れますので、音量にご注意ください。
2014年、マルハニチロ侫武多会「雷神」でデビューしたねぶた師の手塚茂樹さん。手塚さんが制作する迫力満点のねぶたは、見る人の目を惹きつけます。手塚さんに、3年ぶりのねぶた出陣について想いを伺いました。
▲青森営業所 栗原所長(写真左)、ねぶた師 手塚茂樹さん(写真右)
――ねぶたについて、特にこだわった点を教えてください。
▲そよぐ葉。針金で固定されている為、ねぶたの動きとともに葉も本物の竹のように揺れ動く
▲武松の胸元に注目。自然の雨で偶然できた血しぶきが、作品の深みをより増していく
――3年ぶりに開催されたねぶた祭への想いを改めて教えてください。
祭りの終わりと共にねぶたは解体されます。少し寂しいですが、来年にむけてのはじまりでもあります。
▲ねぶた解体の様子
▲解体されたねぶたの一部はランプに加工されます。こちらは平成28年50回目マルハニチロ侫武多会のねぶた「海神と山幸彦(わだつみとやまさちひこ)」の一部です
ねぶたの責任者をつとめたマルハニチロ青森営業所 栗原所長のメッセージを紹介します。
▲青森営業所 栗原所長
マルハニチログループ従業員、地元青森の方々、お祭に関わるたくさんの人の想いを乗せて、3年ぶりの復活を果たした青森ねぶた祭。今年のねぶたに込められた、コロナ禍の憂いを払い、平和な日常が続くことを願う気持ちは、来年のお祭にも繋がれてゆきます。
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