Oishiine!!便り
2022/09/12

【9月は防災月間】缶詰担当者が教える!食べながら備える“ローリングストック” 活用法

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こんにちは!マルハニチロ担当者イワタン&コバタンです。

防災月間である9月は、防災について考えたり、備蓄品を見直したりする良い機会ですね。防災用の備蓄品として、缶詰を用意されている方も多くいらっしゃるかと思います。

本日は缶詰担当者に聞いた、缶詰の活用方法やおすすめの備えるレシピについてお届けします。


▲缶詰担当綱島さん(左)、坂田さん(右)

普段の食事に取り入れながら備える

防災備蓄品として缶詰をうまく活用するにはどうしたらよいですか?
普段から食べながら備える“ローリングストック”をおすすめします。完全に防災用として分けずに、普段のお食事に取り入れながら備えていれば、いざという時も日頃食べ慣れた味の食事をとることができますよ。
日常生活の中でお好みに合う缶詰をみつけていただき、自然とローリングストックになるのが理想です。普段から食材として活用いただくことで災害時でも調理アイデアが浮かぶと思います。


▲蒲焼、水煮、カレー煮、トマト煮などたくさんの種類の缶詰があります


▲ローリングストック法についての説明

※動画再生時には音声が流れますので、音量にご注意ください。

普段ご自身で工夫していることやお気に入りアレンジがあれば教えてください。
ローリングストックで日頃利用しながら、年に2回程度は備蓄品を見直しています。年に1~2回はチェックする機会を作っていただくと、備えも◎ですし、フードロスの削減にもなりますよ。よく作るのはサバ缶カレーです!
缶詰は1~2缶使ったらその分を補充するようにしています。家のパントリーには缶詰専用BOXがあります!
一番よく作るのはさば缶で作る味噌汁。イワシやサンマの蒲焼の卵とじは家族が好きなので、残り野菜と組み合わせて副菜に作ります。

缶詰で備えるレシピ。コツ・ポイントは?

災害時も作りやすいレシピは、どのように考えればよいでしょうか?
いきなり災害時を考えて、となるとイメージするのが難しいですが、まずはキャンプに行って料理するとしたらどうかな?くらいの感じで考えてみてください。カセットコンロを使う、水の使用を最小限にする(洗い物も少なく)などをポイントにしていただくとよいですよ。
それならグッと気軽に考えられそうです!おすすめのレシピはありますか?
『いわし蒲焼』を使った「いわし蒲焼とキムチの餅ピザ」はいかがでしょうか?クッキングシートをフライパンにしき、洗い物を減らしたレシピです。

◆いわし蒲焼とキムチの餅ピザ


※料理画像をクリックすると、レシピページに飛びます。

フライパン1つできるのもうれしいですね!
続いて「いわし蒲焼のたまご丼」を紹介します。こちらは耐熱ポリ袋で湯せん調理するレシピ。鍋に入れておくだけなのでとても簡単ですよ。

◆いわし蒲焼のたまご丼


※料理画像をクリックすると、レシピページに飛びます。

袋ごと丼ぶりにのせれば洗い物も出ませんよ。


▲災害時は袋ごと盛りつけられるのも特長

どちらも自宅にあるものでできそうです。『いわし蒲焼』以外の缶詰でアレンジしてもおいしそうです。
そのほか、おすすめレシピはありますか?
『月花さば煮付』を使った「さば煮付(月花)のかまあげうどん風」はどうでしょう?お水は多少使いますが、缶詰を汁ごと使って付けつゆにするので、材料は缶詰、うどん、水の3つだけでできますよ。

◆さば煮付(月花)のかまあげうどん風


※料理画像をクリックすると、レシピページに飛びます。

レシピ、というほどではないですが、水煮缶は、カップラーメンやカップ味噌汁に具材としてちょい足しするのもおすすめです。災害時はタンパク質が不足しがちになりますから、缶詰をうまく取り入れてみてくださいね。

災害食大賞に入賞した缶詰とは?

アレンジのほか、そのまま食べることも多い缶詰ですが、防災備蓄に特におすすめの缶詰はありますか?
大人もお子さんも食べやすく、ご飯・パンどちらにも合う汎用性のある味付けの缶詰をおすすめしています。
ぜひお試しいただきたいのは『さばのトマト煮』『さばのカレー煮』『いわし蒲焼』の3缶。一般社団法人防災安全協会が主催する災害食大賞で、防災や食、缶詰などの専門家から高い評価を受け、昨年と今年入賞した缶詰なんですよ。


▲2021年災害食大賞 缶詰部門 最優秀賞受賞
審査員 甲南女子大学名誉教授 奥田和子先生 選評(一部抜粋)
「ご飯食だけでなくパン食にも合う。災害時には、肉からのたんぱく質の供給が多くなりがちで魚からの供給が少ないので、このような提案は歓迎したい」


▲2022年災害食大賞 缶詰部門 優秀賞受賞
審査員 甲南女子大学名誉教授 奥田和子先生 選評(一部抜粋)
「これはおいしいの一言に尽きる。既成概念にとらわれない災害食の逸品である。おかわりがしたい」


▲2022年災害食大賞 特別賞 缶詰博士賞受賞
缶詰博士 黒川勇人さん 選評(一部抜粋)
「多用な主食に合う普遍的な味わい、ほっとできる安心の味」


▲災害食大賞受賞缶詰・賞状・トロフィーは横浜市民防災センターにて展示中(2023年2月まで展示予定)

Oishiine!!会員のみなさんへメッセージ

9月の防災月間をきっかけに、ご家庭の備蓄品をぜひ見直してみてください!普段の料理にも缶詰を使用することで、上手にローリングストックできますよ~。
ローリングストックはできるのですが、買ってきた缶詰をうまく収納するのが苦手です(笑)備蓄食品を収納するコツがあったらぜひコメントなどで教えてください!

防災月間の9月は、缶詰で備える方法やレシピをお届けしました。災害だけではなく、停電や水が止まるなどは、誰しもが経験しうること。備えについて考える機会を持つことは大きな安心につながるのではないでしょうか。いつもに加え、もしもの時にマルハニチロの缶詰がお役に立てたらとてもうれしいです。

ブログを読んだ感想お待ちしております。また、みなさんが日頃やられている防災への備えやおすすめの備えるレシピがあれば、ぜひコメント欄にて教えてくださいね。

こちらもぜひご覧ください!

マルハニチロ社長が好きな缶詰は?
 

2022年災害食大賞缶詰部門 優秀賞を受賞した『さばのカレー煮』。実は、マルハニチロの池見社長が月に6缶は食べているお気に入りの一品です。Oishiine!!会員のみなさんから寄せられた質問に答えてもらいました!

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